保管する時のチェック事項!お振袖を綺麗に保つ秘訣@紀久屋倉敷店
こんにちは。紀久屋倉敷店です。
ようやくお正月気分も明けてきたこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて以前のブログで「成人式前の最終チェック事項」についてご紹介しましたが、一度でも着た後のお振袖はその後の「保管」が重要!
特にお母様やお姉様の振袖を着回しでコーディネートをされた方や振袖をご購入された方、
またこれからそういった方法をお考えの方は、
「次に着られる予定まで綺麗に保管しておくのは大変そう…」
とご不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。
ということで今回は「振袖を保管する時のチェック」についてご紹介したいと思います!
保管前のお振袖の状態をチェック!
さて、振袖を綺麗に保管するためには、まずはお振袖の状態チェックから!
特に汚れが付きやすいポイントを中心に全体を見て、メイクの擦れたあとや、食べ物・飲み物の散ったあと・零したあとなどがないかを確認しておくことが大切です!
今回は特に汚れが付きやすいポイントを幾つかお伝えしたいと思います!
①袖口
一つ目は手を通す部分、「袖口」のチェックです。
こちらは脱ぎ着する際にどうしても触れる部分ですので、汚れの付きやすい場所になります。
写真は袖口部分の裏地が見えるように広げています。
裏地までしっかり確認するとより安心です!
袖の縫い付けられている部分である「袖付」のほつれがないか、等も含めてご確認しておくとより安心かと思います。
②衿
二つ目は首元の「衿」の部分のチェックです。
この部分は頬が擦れたりしてメイクが付きやすい部分になります。
ファンデーションが擦れて白っぽい筋になっていないか、などの点を目安にチェックしてみて頂ければと思います。
写真の部分をこのように折り込んで着るため、山になっている部分に汚れが付きやすいです。
③裾・袖底
三つ目は歩く時、特に階段を上る時などに地面に付かないよう気を付けて頂く、「裾」「袖底」のチェックです。
↑こちらが袖底のアップ。
袖全体ももちろんですが、特に先ほどご紹介した袖口とこちらの袖底に念入りにチェックしてみてください!
↑こちらは裾のアップ。
袖底よりもより足元に近い位置に来る部分なので、泥はねがないか、などに注意してチェックしてみてください!
早めのお手入れが肝心!汚れの取れやすさ
さて、ここまで状態チェックのポイントを紹介してきましたが、ではどのタイミングでお手入れをすればいいのか。
「前撮りで着ても成人式ですぐに着るしなあ…」
とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
そこで、どの程度までならお手入れをしないで着ればいいのか、というと、
・気になるシミや汚れが出来てしまった
・すごく汗をかいた気がする
という不安なことがあれば、なるべく早めにお手入れに出して頂いた方が、汚れは落ちやすいです!
特にシミの場合は、時間が経つほど取れにくくなり、手間がかかるため、お手入れの料金がかかるようになってしまいます。
お手入れの種類についてはこちらをご覧ください↓
>>>振袖のお手入れ方法3種<<<
その他、気になる点があれば、店頭にて点検もさせて頂きますので、お気軽にご相談して頂ければと思います。
いかがでしたでしょうか?
皆様の一生に一度の晴れ舞台をよりよい思い出にするためのお力となれれば幸いです!
紀久屋は地域密着型の呉服店です!
倉敷・総社・早島・高梁・笠岡・新見・井原など……。
岡山県内の幅広い地域のお客様にご来店頂いております。
前撮りから成人式当日のサポート、卒業式の袴、着用後のクリーニングまで。
心を込めて精一杯ご対応させて頂きます。
また、当店では新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、現在出入口へのアルコール消毒の設置・
スタッフの検温とマスク着用などの対応を行っております。
お客様に安心してお振袖選びを楽しんで頂けるよう努め、皆様のご予約・ご来店をお待ちしております。