ご来店予約 アクセス

スタッフブログ

しつけ糸の取り方@紀久屋倉敷店

こんにちは。紀久屋倉敷店です。

 

9月になりました。すっかり涼しくなり、過ごしやすい気候になりましたね。

紀久屋でも、秋・冬の前撮り撮影会が始まります。

 

当店では、前撮りに参加する振袖をご購入された方には「しつけ糸を切って持ってきてください」とお願いしています。

ですが、最近は着物のことをよく知らない方も多く、

 

「しつけ糸って何?」

「どこを切ればいいの?」

「変なところを切りそうで怖い」

 

というお声も聞くことがあります。

 

今回は、「しつけ糸」についてご紹介いたします!

 

 

・しつけ糸って何?

縫い目や折り目などを仮に押さえるために縫っておくもので、新調された着物は型崩れを防ぐためにも、しつけ糸をつけたままお客様へお渡しすることになります。

通常しつけ糸は取ってから着用しますので、「まだ誰も着ていない着物」という証明になります。

 

 

・どこを切るの?

着物は、縫い目があまり目立たないように仕立てられます。

表から見える縫い糸は、「荒く縫ってある糸」と「細かく縫ってある糸」の2種類だと思われます。

 


荒く縫ってある糸はこのような感じです。

仕立てた着物の袖口・裾まわり・衿などを縫っています。

この糸は、着用前に取ってください。

縫っている箇所は仕立て屋によって違いますが、紀久屋では下図の赤線で示した部分が、取るしつけ糸の箇所です。

大きい縫い目なので、目で見てすぐ分かると思います。

 

 

細かく縫ってある糸はこのような感じです。

一見、縫い目があるとは分からないほど細かく縫われています。

これは「飾りしつけ」と言って、取ってはいけない糸です。

 

しつけ糸は、大きく縫ってある糸を切って、細かく縫っている糸は切らない。

基本的にはこれで大丈夫です。

どうしても困ったときは、紀久屋にもお気軽にご相談くださいませ!

 

 

いかがでしたか?

これで、しつけ糸の取り方はバッチリですね。

しつけ糸を取った後の振袖の畳み方は、こちらのブログをチェック!↓

【振袖の畳み方】

 

着用前の準備をしっかりして、素敵な前撮り&成人式にしましょう!

 

↓ご予約、お問合せはこちらから↓

来店予約フォーム TEL:086-422-2100


紀久屋は地域密着型の呉服店です!

倉敷・総社・早島・高梁・笠岡・新見・井原など……。

岡山県内の幅広い地区のお客様にご来店いただいております。

前撮りから成人式当日のサポート、卒業式の袴、着用後のクリーニングまで。

心を込めて精一杯ご対応させていただきます。

岡山県にお住まいの方々、着物・振袖のことはすべて当店にお任せください!

 

紀久屋では、ご購入レンタル合わせて常時300枚以上の振袖をご用意しております。

昔ながらの古典柄から、最新の現代柄まで。

色も柄も様々に取り揃えておりますので、きっとお嬢様のお気に入りの1枚が見つかりますよ!

帯や小物単品での販売も行っておりますので、ママ袖をお考えの方も大歓迎です。

 

「着物のことは何も分からなくて…」という方でもご安心ください。プロのスタッフが懇切丁寧に対応させていただきます。

お嬢様の一生に一度の大切な日が素晴らしい一日になりますよう、

紀久屋倉敷店がプロデュース致します。

 

まずはお気軽にご予約から! 皆さまのご来店を心からお待ちいたしております。