2023年の成人式は18歳と19歳も20歳と同時開催になる?!@四万十店
成人年齢引き下げで成人式はどうなる?!
最近のお振袖選びで、
「下の子が2歳下だけど、
成人式が同時になるの?」
と言われる事が少なくないのですが、
どうなるのか心配になっている
ご家族様も多いかと思います。
まだ結論を出していない市区町村も多いですが、
現時点での情報をまとめてみましょう。(2020/09/01)
いつから成人年齢が18歳になるの?
2022年の4月1日から改正民法の
施行によって、成人年齢が18歳に
引き下げられます。
つまり、2022年の4月までの
成人式は民法改正前なので、
従来通りの成人式を行いますが、
きたる2023年には
20歳、19歳、18歳の方がまとめて
成人を迎えることになります。
それにともなって成人式も18歳ですることなるのか。
あるいは成人式は20歳で変わらずやっていくのか。
また、18歳で成人式をするとなった場合に、
初年度の2023年は18歳、19歳、20歳が
同時に成人式をすることになるのかが
気になるところですね。
どうして18歳に引き下げられるの?
そもそもなぜ成人年齢が20歳から18歳になるのか
というと、世界的にも18歳を成人とする国が多いために
グローバルスタンダードに対応するという側面と、
国民投票権や選挙権が18歳に引き下げられ、国政を
左右する判断を18歳から出来るようになりました。
つまり、公法上では18歳を政治判断の出来る大人と
みているということになるので、公的に大人とみるのなら
私法の一般法である民法でも18歳を大人として扱おう
と改正されたということですね。
ただ20歳を成人としていた合理的理由もあるので、
18歳になればすべてが20歳以上と同じように
できるというわけではありません。
18歳で成人を迎えてもできないことがある?
何が変わることになるのかというと、
一人で契約が出来るようになる。
この1点だけなのですが、それが
大きな変化になるんです。
契約が出来るということは、
身近なことでいうと今まで親名義でしか
契約できなかったものが自分の名義で出来る
ということです。
携帯の契約、車の購入でローンを組む、
一人暮らしの部屋を借りるなどなど…
大人として扱われるわけですから
支払いの責任があるようなことも
親の同意が無くても
単独でできるようになります。
そして結婚についても変わる点があり、
男性は18歳から結婚できるのは変わりませんが、
女性は逆に18歳に引き上げらます。
さらに従来であれば婚姻届を提出する際に
親権者の同意書が必要だったのが、
自分の意志で提出できるようになります。
それだけ大人として扱われる18歳成人ですが、
お酒やたばこ、公営競技は
健康や依存症の観点から
引き続き20歳まで制限されます。
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ここからが本題!
やっと本題の成人式についてですが、
成人式については特に法律などに
定められて実施されているものではなくて
各自治体が開催しているものなので、
あくまで自治体判断で成人式を18歳でするか、
20歳でするかを決めることになるのです。
今のところどうなの?
現時点で成人式についての
決定をしている大多数の自治体が
成人式は引き続き20歳で開催すると発表
しています。
まだ決定に至らず、検討中という自治体が
ほとんどになりますが、着物文化の中心として
京都市が20歳での開催を決定しているほか、
成人式発祥の地とされている埼玉県の蕨市でも
20歳開催を決定しています。
またそれに続くように20歳開催を決定している
自治体ばかりですので、他市区町村との整合性を
とるため、今後も市区町村のほとんどが20歳開催を
発表するかと思われていますが、各自治体によって
状況は違いますので、
例えば、真夏の成人式で知られる大分県国東市や
九重町などの暑い中での式典で、振袖姿がない
成人式をする市区町村や、豪雪地帯という関係で
同じく夏に成人式を行う北陸地方などの市町村の
決定も今後の他市区町村の判断に影響を与えそうですね。
18歳成人式はデメリットも多い?
先に挙げたように20歳開催を決定している
市区町村が多い背景には、
18歳開催にすることで出てくる不都合
があることに起因しています。
まず、高校進学率は98%で、大学進学率が70%の今、
18歳といえば受験や就職活動の
真っ只中でもあるという点です。
成人することによって自由と責任を手にする
自覚を式典という区切りによって芽生えさせる狙い
があったとしても、受験や就職活動も今後の人生を
大きく左右する人生においての大きな岐路であるため、
成人式どころじゃないと思ってしまいますよね。
また、成人式は卒業以来会えていない友人との
同窓会をする大義名分的な側面
もありますよね。
18歳で成人式となれば、普段学校であっている
友達とただ式典で会うだけとなり、
同窓会のような要素はなくなってしまいます。
18歳で成人式、20歳で同窓会と別々でも良い
という意見もあるようですが、成人式があるから
地元に帰って同窓会にも流れで顔を出すという方も
多いので参加する方が減る可能性は大きいですね。
そして、なによりお酒の解禁は変わらず20歳
なので、もし18歳成人式になれば成人式で
地元に帰って同窓会で旧友とお酒を飲んで
思い出話に花を咲かせるという1番の醍醐味が
なくなってしまうのが少し悲しい気がしますね。
ご家族様からの意見としても、
進学や就職準備にお金が掛かる中で、
振袖の準備まで必要となると金銭的な問題で反対
という意見もとても多いようです。
参加する側の声としても
20歳開催を望む声として多く、
各自治体や新聞社のアンケートの
結果でも成人式は20歳という
声が多いという結果が出ています。
初年度3学年同時開催は無理?!
もし仮に2023年度の成人式が3学年同時に
成人式を開催したとすると、単純に
すべての関係準備が3倍に増える
ことになります。
3倍の会場、美容師、
着付け師、そして振袖。
今でさえ成人式の着付けやヘアメイクの時間が
埋まってしまい、早朝から準備になる中で、
3倍の人数からお気に入りのお振袖を見つけて
希望通りのヘアメイクと着付けが出来るかというと
ちょっと現実的ではないように思いますね…。
つまり…
現在高知県内では、20歳での開催を決定した
市町村はありませんが、隣県の愛媛県新居浜市の
20歳成人式の発表や、他の市区町村の流れ
から言うと従来通り20歳での式典開催になる
可能性が非常に高いです。
しかし、18歳での成人式開催となり、
3学年同時開催の可能性も絶対に無いとは
言い切れないので紀久屋四万十店では
四万十市をはじめ、高知市や愛南町など
近隣市町村の2023年成人式情報は、
最新の情報を調べてお伝えいたします。
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紀久屋は創業43年のお振袖を扱う呉服専門店!
四万十店は地元に愛される呉服店として今年14周年を迎えます。
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