お振袖の半衿でこんなに雰囲気変わる?!@四万十店
少ししか見えない半衿でも印象は変わる!
お振袖選びの時の見るポイントとして
当然ながらまずは主役のお振袖ですよね。
そして次に合わせる帯。
あとは小物類の帯揚げ、帯締め、重ね衿。
最後に草履とバッグで完成!と思っていませんか?
…実はまだオシャレの余地は残っているんです。
長襦袢の袖口?
それも見えない様で意外と目立つオシャレですが、
今回は半衿です。
半衿とは?
まずは半衿について簡単にご説明いたします。
お振袖を着られる前にはまず長襦袢を着ますが、
その長襦袢に付ける衿を『半衿』と言います。
上の写真では②の部分ですね。
長襦袢自体にも地衿という衿はあるのですが、
地衿を毎回取り外して洗うというのは大変なので、
地衿を保護するために半衿をつけます。
肌にあたる長襦袢を保護する半衿ですが、
言い換えると一番顔の近くにあるという事です。
少ししか見えませんが最も注目される位置です。
そして、広衿で仕立ててあるお振袖は、衿幅を調整して
可愛い半衿を目立たせる着付けをすることも可能なので、
半衿でもまた一味違うコーディネートができるんです!
今回は刺繍半衿もこだわったコーディネートを
ご紹介いたします!
白系の上品可愛い刺繍半衿
刺繍半衿は豪華な方が良いという事でもありません。
お振袖そのものが豪華で可愛いから半衿まで
カラーじゃなくてもいいけど、少しだけ刺繍が欲しいという
お嬢様にはオススメの上品可愛い半衿コーディネートです。
振袖と同系色の刺繍半衿
浅葱色のようなお振袖に類似色相の緑を
半衿に持ってきたコーディネート。
こちらは赤いお振袖に紫の重ね衿を挟んで紫の半衿を
組み合わせる同一色相でのコーディネート。
お振袖と半衿の間には重ね衿が入るので、同系色でも
ぼんやりしてしまう事はありません。
統一感で可愛さの相乗効果を狙いましょう。
挿し色のカラー刺繍半衿で上級者コーデ
帯揚げと重ね衿の色に合わせてお振袖とは対照色相でのコーディネート。
金糸もお振袖にも入っているので、相性の良い半衿ですね!
帯締めと重ね衿に色を合わせた中差色相コーディネート。
小物にカラーを合わせた刺繍半衿は上級者感がグッと強くなりますね。
反対色(補色)でもコーディネートはできますが、
反対色が隣り合うと印象が強すぎるので
トーンの違う色を重ね衿に持ってきて
クッションにするなどのテクニックが必要です。
カラー半衿は上級者向け?
呉服屋から届くパンフレットのモデルさんの着こなしは
可愛いけどカラー半衿の合わせ方とかちょっと上級者向けかな?と
思われるかもしれませんが、お振袖の色のまとまりを意識して
トーンを合わせてコーディネートすれば全然色が喧嘩しないので
可愛いなと思う半衿があれば是非試してみてください。
白いお振袖を選ばれる方は是非カラー半衿で!
白いお振袖は柄に合わせたカラー半衿で一層豪華な印象になります。
どうでしょうか?
白いお振袖に合わせたカラー半衿を見るとそんなに
上級者の着こなしという感じはしませんよね。
今ついている半衿を外してカラー半衿に挑戦してみようかな
という方はこちらに取り外し方についてのブログもございます。
お振袖選びの際は、半衿も含めてのコーディネートを是非楽しんでくださいね。
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紀久屋は創業43年のお振袖を扱う呉服専門店!
四万十店は地元に愛される呉服店として今年14周年を迎えます。
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