古典柄の振袖を着る@紀久屋岡山本店
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【2021年(令和3年)岡山エリア成人式情報_県南部】
以前、振袖の柄付けは、古典柄とモダン柄の2つに大きく分けると分類できるとお話ししました。
昔から受け継がれてきた古典的な柄に対して、大胆な柄付けや華やかな色遣いが目を惹くモダン柄の振袖が最近の流行であります。
しかし、今回は昔から親しまれ、すたることのない古典柄に注目していこうと思います。
具体的にどのような柄をモダン柄というのか気になる方はコチラからどうぞ↓
さて、古典柄とはどんな柄のことをいうのでしょうか?
古典柄は、昔の人が自然現象や草花、縁起の良い遊びや乗り物などを具象化したものが、元になっています。
例えば、自然現象でいえば、海の波を現した青海波や水面の動きを表現した流水などがよく着物の柄として使われています。
草花の中では、菊や牡丹、桜、梅などが、よく振袖の中に描かれます。
どの柄も共通していえることは、縁起の良い柄であるということです!
振袖は、女性にとっての厄除けの意味があったり、健やかに大人の女性となってほしいという両親の願いが込められた着物となりますので、願いを柄に託す意味もあり、縁起の良い柄をふんだんに描いているのです。
ですので、柄それぞれに意味があります。
下記の柄は雪輪の中に橘が描かれています。
雪は五穀の精ともいわれており、雪が降った年は豊作になるということで、おめでたい柄とされてきました。
また、橘は古来より日本に自生してた常緑の植物であり、永遠や長寿を表します。
七宝は、言葉の通り7つの宝を表現し、円満や調和、人との縁を意味します。
金、銀、瑪瑙、瑠璃、水晶、珊瑚、真珠の7つの得難い宝を表し、その宝ほど人との繋がりが大切だという意味があります。
菊には不老長寿の願いがこめられ、梅には早く花が咲くことから命の誕生、牡丹には大輪の花が咲くことから幸福・富貴・高貴、熨斗には贈り物につけられることから人と人との絆・長寿・贈り物としての気持ちが込められています。
古典柄はたくさんの種類があります。
「この柄にはどんな意味があるのかな?」と調べてみることも楽しいですよね。
古典柄の良いところは流行り廃りがないということです。
昔から使い続けられている柄がその証明であり、ママ袖として30年前の着物が古くなく今でも着ることができます。
ずっと飽きなく着ていきたいと思う方には、ぜひ古典柄の振袖をおすすめします。
ご両親様の大切な願いが込められた振袖をを長く着ることができたら嬉しいですよね。
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