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ママ袖の着回しは梅雨明けに確認&クリーニングの相談を@四万十店

梅雨を思わせる写真

今月の終わりごろには全国的に梅雨明けが

予想されていますが、ママ袖や姉袖で着回しをご検討の方

梅雨明けしたら振袖の状態を確認して頂きたいです。

 

広げてしまうと畳めないから、たとう紙からチラッと見ただけで

一度も広げてないという方は特に要注意です!

 

お母様が成人式、あるいはご親族の結婚式でご着用後に

綺麗に洗って、乾燥剤も入れて桐のタンスに片づけて

あるから大丈夫!なんてことは正直ありません。

桐のタンスの写真

確かに桐のタンスには湿度を吸って膨らむことで隙間を塞ぎ、

中に湿気が入るのを防ぐ効果がありますが、着物をしまう時に

湿気を一緒に閉じ込めてしまうとその湿気でカビが出来たり

することがありますし、数日間晴れが続いた日の定期的な換気や

定期的な虫干しがされていなければ安心はできません

 

 

振袖の保管環境にもよりますが、こと高知県においては

県土の約84%が森林で、人口のほとんどが山間部に

住んでいるのですから湿気とは非常に縁深い県民です。

カビのイラスト

湿気が多い=カビのリスクも高いということです。

 

 

実は着物の汚れは丸洗いで何とかなる汚ればかりじゃないんです。

丸洗いだけではカビ菌を殺菌しきれず、

また出てきてしまうこともありますし、

長い間放置されて黄変おうへんしたシミは、

染料が退色されていたりするので

薬剤を使ったシミ抜きでも色は戻りません。

 

目立たないところにあるならまだいいのですが、

そで前身頃まえみごろの目立つところにできてしまっていたら

洗いだけで綺麗に落とすのは無理です…。

禁止する写真

ただ焦って自分でカビ取りをしたりするのは極力やめてください

せっかくお母さまにあつらえたお振袖を大事にするためにも

まずは状態の確認を致しますので紀久屋までお持ちください。

 

お振袖をお持ちいただいたら、お振袖の状態を見て

そのカビやシミの程度によって処理するかしないか、

処理するならどのような方法でするのかを

実際に見積もりや修復案を見て判断いただく流れになります。

 

前撮り写真にしっかり残すからきっちり直したいという場合も、

当日の数時間しか着ないから洗うだけで大丈夫という場合も

なんでもお申し付けくださいませ。

ママ袖の前撮り写真

ただご注意いただきたいのは、

成人式直前になってクリーニングでお持ちいただいても

京都の悉皆屋しっかいや(専門の職人)にて作業をするため、

すぐに綺麗にしてお渡しできるわけではありません。

 

例えば、カビ取り丸洗いをしたあと、退色した部分の

補色をしてほとんど分からないくらいに直す方法や、

柄を足したり、金彩をのせたりして自然に隠すような

方法でも直すことが出来ます。

さらに、変色が広範囲にわたる場合や、お嬢様の雰囲気に合わせて

明るい色にしたい場合は染め替えすることも出来ます。

下の写真のように同じ着物とは思えないほど綺麗に生まれ変わらせることも可能です。

染め替えの例を撮った写真

ただその作業はもちろん23日で出来るものではありません。

余裕を持って綺麗にするためにも是非

梅雨明けのご確認をしてくださいね。

鮮やかなママ袖の写真

最初に挙げたように広げたら畳めない方もたくさんおられますので

遠慮なくたとう紙のままお持ちいただいても大丈夫です!

お気軽に相談にいらしてください。

また、紀久屋では京都から職人を呼んで、各種クリーニングが

安い催事も年に数回やっておりますので、タイミングが合えば

是非その際にお振袖一式をお持ちいただければと思います。

紀久屋のクリーニングのブース写真

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紀久屋は創業43年のお振袖を扱う呉服専門店!

四万十店は地元に愛される呉服店として今年14周年を迎えます。

高知県中部・西部エリア、愛媛県中予・南予エリアまで多地域の方に向けて

最新のお振袖情報をお届けしております!

お店は四万十市にありますが、各地でイベントを定期的に行っておりますので

まずはお気軽にお問い合わせください!!

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