振袖を選ぶ際実際に経験したこと@四万十店
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紀久屋は創業43年のお振袖を扱う呉服専門店!
四万十店は地元に愛される呉服店として今年14周年を迎えます。
高知県中部・西部エリア、愛媛県中予・南予エリアまで多地域の方に向けて
最新のお振袖情報をお届けしております!
お店は四万十市にありますが、各地でイベントを定期的に行っておりますので
まずはお気軽にお問い合わせください!!
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こんにちは四万十店です。
成人式を再来年(2022年)に迎えられたお嬢様で、
進路が決まり落ち着いたからと
パンフレットに関する問合せや下見に来られるお客様が
少しづつ増えてきました。
そこで本日はこれから振袖選びをスタートするお嬢様、お母様に
【実際に私が振袖を選ぶ際に経験したこと】をお伝えします。
皆様、普段着ているお洋服から
「自分に似合うと思う色」
「着用していてなんとなく落ち着く色」
「迷ったらこの色」
というのはどなたでもあると思います。
そこで家に届いた振袖のパンフレットなどを見ていると
かわいいピンク色や、クリーム色、水色の振袖が掲載されていて、
私は普段なかなか挑戦できない《女の子らしい》カラーの
振袖に挑戦したい!と思いました。
(普段のお洋服では絶対に着ない色)
実際呉服屋さんに足を運び、まず羽織ってみる振袖を何枚か選ぶ際に
絶対この色!!!と無駄に根拠のない自信があったので
「ピンク・クリーム色」を選んで着用してみました。
が・・・
全く似合いません。
あれ?こんなはずじゃなかった、と思い
少し柄の雰囲気が違う同色の振袖を再度着せて貰いましたが
全然しっくりこず、、、、。完全に迷子状態です。
最初の自分のインスピレーションで「素敵!」「着てみたい!」と
選ぶ色も大切ですが、それだけでは失敗してしまうこともあります。
やはり一番大切なのは「実際に似合う色を選ぶ」ということ。
そこで、自分には何色が似合うのかな、とスタート時点に戻り
たくさんのカラーを顔に当てて試しました。
そこで最終辿り着いた色が黒地の振袖でした。
当時の私は、黒色なら振袖以外でも着れる色だし、
振袖以外の着物を着る、となった時にも選べれる色、と
着装するのも一番最後になり、正直期待もしていませんでしたが
羽織った瞬間に「あ、これだ。」とビビッときて即決したのを覚えています。
私のように《自分が着てみたい色》と《実際似合う色》というのが
違うという場合、
その場合は、事前に自分に何色が似合うのか、知っておくと
振袖選びの際にとても役立ちます。
最近、特にメイクなどで取り上げられている
《パーソナルカラー》はご存知でしょうか?
自分の魅力を最大限に引き出してくれるカラーのことです。
振袖の地色はお洋服の面積とは違い、広い面積を占めますので、
《似合う色をきちんと選ぶ》ことで着た時の印象を大きく左右します。
好きな色と、実際に似合う色が真逆な場合、好きな色は妥協しないといけないか、
というとそうではありません。
自分に似合うメインの色を選んだ上で、《自分の好きな色》を
小物(帯締め・帯揚げ・重ね衿)等の挿し色として身に着けることができます。
私も実際、小物に好きな色を取り入れて貰い素敵なコーディネートが完成しました。
いかがでしたでしょうか?
今ではネット社会になり、ネット上で振袖を購入・レンタルができる時代ですが
お顔のパーツや背丈、肌の色や髪の毛の色まですべてのバランスをみながら
実際に考えて、試してみる、ということがとても大切だと思います。
一緒にとっておきの1枚の振袖を選びましょう。