着物のお手入れってどうすればいいの?@紀久屋岡山本店
蒸し暑い日が続きますね。
紀久屋岡山店では先日も暑さに負けず前撮りロケ撮影会を行いました。
備前のレンガ造りの洋風な写真が撮れる会場での撮影でした。
家族写真も皆様撮られており、撮影会がより思い出深いものとなったようです。
さて、皆様振袖のお手入れはどのようにされているでしょうか?
「着物は1回着たら洗わないといけないの?」
「着た後はそのまま箪笥に片づけてもいいのかしら?」
「汚れが付いてしまった!どこのお店に相談に行けばいいの?」
など、大切な着物だからこそお手入れには不安がつきものですよね。
今回のブログでは、お手入れの方法についてお伝えさせていただきます。
まず、着物を着た後はどのようにお手入れするのでしょうか?
着用した後、着物は体温や汗によって湿った状態となっています。
そのまま着物に湿気がついたままたとう紙に入れ、長年箪笥に片づけてしまいますと着物の生地が縮んでしまったり、シミになってしまったりすることもあります。
では、どのようにお手入れをしてから片づけるとよいのでしょうか。
- 着物ハンガーにシワがよらないように干す
- 着物全体を見て、汚れがないかどうか確認する
- 風通しの良い日陰に1晩ほど干して湿気をとる
基本的な着用後のお手入れは「日陰で干し湿気をとる」ことです。
「着物を着ている時にたくさん汗をかいてしまった」
「今回着物を着たけど、次の着用の予定は何年後になるか未定だな」
など色々と気になることもでてくるかと思います。
汗をかいた着物を長年しまっておくと汗ジミとなって着物に浮き出ることがあったり、着物を着用していると空気中の目で見えない汚れがついており年月が経つと汚れとしてでてきたりすることがあるため一度専門店にお手入れの相談をしてから片づけられるほうがより安心かと思います。
また汗に関しては通常の丸洗いとは別に別途汗抜きという作業が必要になります。
「汗抜きをした方がいいのかどうか」という点検もしてみてください。
着物のお手入れを相談するときには、紀久屋のような呉服専門店へ相談することをお勧めいたします。
街でよく見るようなクリーニング店も「着物クリーニング承ります」と看板をみかけることがありますが、着物はその素材により、よりよいお手入れの方法が違います。
紀久屋は呉服専門店でもあり、お手入れは京都の悉皆屋に出しており、着物に関することすべてに安心して相談していただくことができるようになっております。
ご不安なことはいつでも紀久屋へご相談くださいませ。