ママ振りチェックすることはどんな事?@紀久屋津山店
こんにちは。紀久屋津山店です。
9月に入り朝晩は少し涼しく感じられるようになりましたが、日中は暑さを感じます。先日もお客様と着物を着ておでかけしてきましたが、秋はいつ来るのだろう…?と話題になりました。これから運動会シーズンの方も多いことでしょう。熱中症対策はもちろん適温な環境の中でお過ごしくださいませ。
今年の夏は来年2024年1月に二十歳の式典(成人式)をお迎えになるお嬢様(2023年4月2日~2024年4月1日生まれ)はもちろん、2026年1月に対象となるお嬢様やご家族様からもたくさんのお問い合わせをいただきました。特に2025年1月対象のお嬢様は、大学等の夏休みで帰省されたタイミングで振袖選びにご来店頂くことが多くいらっしゃいました。
これからもお嬢様の二十歳の門出にお手伝いが出来る事をとても嬉しく思っております。
まだ夏休み!
今回はその中で最近よくご相談がある【ママ振り】についてご紹介します。
ママ振りのメリット、気を付けないといけないことをご紹介します。
ママ振りの良いところ
思いを継ぐ
お母様が成人式当時お召しになった思い出の着物をお嬢様もお召しになる。とても素敵なことですね。またその振袖をお母様に贈られた、ご家族様にとっても嬉しいことだと思います。着物はちょっとしたサイズの違いも気にせずカバー出来る魔法のお召し物。【親子三代継いでいく】着物だからこそきちんとご家族様の思いも継いでいくことはとても大切なことのひとつですね。
また【着物一枚に帯三本】というように帯や小物合わせで全く印象が変わるのも着物の面白いところ。ご姉妹共有でご用意される方も増えてきましたが、中には写真が代わり映えしないという理由でお嬢様ごとに小物を変えられる上級者もいらっしゃいます。振袖選びはご自分が思ってもいない色が似合ったり、新しい発見があるかもしれません。
コスト面
【持っている着物を着せます】と言われるお母様の本心としては、学費や仕送り、就職されても一人暮らしの費用、教習代や車代などが大変で、なるべくお金をかけたくないという思いもあると思います。先述した伝統や思いの継承を含めて、お嬢様の納得のいくお振袖選びにしていきたいですね。
もちろん着物の保管状態や、お嬢様の背丈に合うかどうかはありますので、是非一度ご相談ください。
津山店では
9月22日(金)~9月25日(月)
まできものクリニック開催中です。
お気軽にご相談ください
振袖の独自性
お母様の時代の振袖で、古典柄の素晴らしい着物を拝見することがよくあります。また、今モダン柄やシンプルな振袖が話題になっているように、その時代によって柄ゆきもまちまち。80年代~90年代の曲が流行っているように、時代は巡るもの。
今と違った色合いや風合いを楽しんで頂きたいです。
ママ振りを着る時の注意点
『最近の振袖と並んだ時に古臭く思われない?』
先日お話したお母様の声です。
わたしの振袖があるからと安心してたけど娘にいざ見せたら、気に入らないから着たくないと言われてしまって困ってますと相談を受けました。
お嬢様は皆で並んだ時に周りからどう思われるだろうと思われたのでしょうか。
振袖の色や柄が絶対に嫌だと言われているなら話は平行線になるかもしれませんが、先ほどもお伝えした通り
【帯を変える】
【小物を最近のトレンドのものに変える】
これだけで振袖の印象はがらりと変わります。振袖は着てみてやっと良さが伝わるものです。見るだけではなく実際に袖を通すことをお勧めします。帯や帯締め・帯揚げ・重ね衿などトータルコーディネートをした後に、お嬢様とゆっくり話し合えばいいと思います。
帯を変えるのは昔の帯は重い、短いからです。元々着物や帯は重いほど高級と言われた時代がありました。ところが今では帯が軽く柔らかいのが基本。特に振袖の袋帯は飾り結びをすることが理由のひとつです。
まずは着付け体験から振袖に触れてみませんか?
振袖の保管状態は?
成人式当時着た振袖は実家にあって母や姉が管理しているという方が多い中、長らくタンスを開けてないのでどうなっているかわからないというお声も伺います。
皆様はどうでしょうか?きちんとお手入れをしてから収納されていますでしょうか?そんな気になる着物チェックも行っております。
・長襦袢は振袖用のもの?半衿は付いている?
・振袖にシミやカビ・汚れ・ほつれはない?
・帯や小物は一式揃っている?
などチェックする所はたくさんあります。意外にあるあるなのが、しょうのうなどの匂いが染みついていること。お嬢様の中には気分が悪くなる方もいらっしゃるほどなので、振袖はあるからと言って安心せずに、早めのチェックをおススメします。
振袖を着る時に必要な物はなにがあるの?
振袖を着つける時に帯や振袖小物があれば着れるというものではありません。では他にはどのような和装小物が必要でしょうか?
・肌着
・足袋
・腰紐、ウエストベルト
・伊達締め、マジックベルト
・前板
・帯枕
・コーリンベルト
・衿芯
・トリプル仮紐(三重ひも)
が必要です。トリプル仮紐は帯を飾り結びをするときに必要なアイテムで、他の和装小物については振袖以外の着物でも必要なものです。
それと重要な草履・バッグセットのチェックも大事です。ずっとしまいっ放しの草履がベタベタしていたら要注意!履いているうちに底がパカっとはがれてしまう事があります。履く前に必ず点検しましょう。
振袖は一回しか着なかった、着ないだろうからと言われることがあります。
たとえ一回、されど一回です。人生に一度きりの二十歳の式典が皆様にとって思い出深いものになりますよう、お祈り申し上げます。
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紀久屋津山店は地域密着型の振袖専門店!
津山市・真庭市・美作市・鏡野町
美咲町・久米南町・勝央町・奈義町
岡山県県北地域をメインに
振袖選びから前撮り
成人式当日からお召し頂いたあとの
アフターサービスまで
全て、お手伝いさせていただいております。
一生に一度の大切な日を
紀久屋津山店がプロデュースします。
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