上品な振袖姿を目指したいお嬢様におすすめの振袖
二十歳の「晴れの日」を上品な振袖姿で迎えたいお嬢様には、伝統の職人技で丁寧につくられた「本格派」の振袖がおすすめです。
総絞り(そうしぼり)の振袖や、辻が花(つじがはな)の振袖などは、上品で清楚な雰囲気をかもしだし、成人式会場でもひときわ目立ちます。
職人技が光る伝統技法の本格振袖の魅力について、詳しくご紹介いたします。
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「晴れの日」に伝統技法の振袖を
成人式は、お嬢様の「二十歳の門出」を祝う特別な記念日です。
人生の節目にあたる大切な「通過儀礼(つうかぎれい)」の一つですので、ぜひ品格ある装いで迎えたいものですね。
振袖(ふりそで)は、「未婚女性の第一礼装(れいそう)」とされており、成人式や結婚式など特別な「晴れの日」に着用します。
近年では、ポリエステル製の振袖やプリント生地の振袖なども増えましたが、伝統の職人技で丁寧に仕上げられた振袖は、今もなお、お嬢様・ご家族様に高い人気を誇ります。
お嬢様の大切な「二十歳のお祝い」には、伝統技法の本格振袖がおすすめです。
・上質な正絹(シルク100%)生地
・伝統技法による染め模様(友禅染め、絞り染め、辻が花など)
・刺繍(ししゅう)や金銀箔(はく)などの加工
職人さんの手で丁寧に仕上げられた振袖は、「ものづくり」に対する気迫と情熱が感じられ、そこはかとない上品さがあります。
伝統技法がふんだんに使われた「本格派」の振袖は、一目でわかる上質さのため、成人式会場でもひときわ目立ちます。
紀久屋では、伝統技法がふんだんに使われた本格振袖を多数取り扱っております。
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総絞り(そうしぼり)の振袖
「絞り染め(しぼりぞめ)」は、生地の染色技法として古くから伝わる方法です。
染色する前に糸をくくったり縫い締めたりして「防染(ぼうせん)」し、染色液に染まらない部分をつくります。
様々な技法がありますが、「鹿の子絞り」または「疋田(ひった)絞り」と呼ばれる技法がよく知られています。
「疋田絞り」では、生地を小さくつまんで糸をくくりつけておくことで「防染」します。染色後に糸をはずすと、ツンととがった「粒々模様」が浮かび上がります。
絞った部分は「シボ」として跡が残るため、立体的な模様になります。
整然と並んだ「疋田絞り」を染めるのには、高度な技術が必要とされます。
大変な手間と時間を要するため、一反の着物地を染めるために一年以上かかるとされています。
「総絞り(そうしぼり)」の振袖は、その名の通り、生地全体が「絞り染め」の技法で染められた振袖です。
総絞りの振袖の魅力は、絞り染めによる立体感と、「ふわふわ」した独特な手触り・着心地にあります。
お嬢様に実際にお袖を通していただくと、ふっくらとした上品な着姿になります。
紀久屋では、優しいカラーが人気の「藤娘きぬたや」の振袖など、総絞りの振袖を多数取り扱っております。
手描き友禅の振袖
「友禅染め(ゆうぜんぞめ)」は、振袖をはじめとする着物の染色技法としてよく知られています。
「友禅染め」は、江戸時代中期(元禄年間)に開発された技法で、京都で人気を博した「扇絵師・宮崎友禅斎」の画風を着物の柄として染めたことに由来します。
草花などを描く輪郭線に「糸目糊(いとめのり)」を置き、色どうしが混ざらないようにすることで、繊細な模様を染められるようになりました。
すべての模様を「手描き」で染めるのには、大変な手間と高度な技術が必要とされます。
明治時代以降は、「型」を使った友禅染めの技法「型友禅(かたゆうぜん)」も開発されました。手描きに比べるとある程度の量産が可能ですが、染める色の数だけ「型」を使い分けて染め重ねるため、手間と高度な職人技が必要な技法です。
「友禅染め」の産地として、京友禅・加賀友禅・東京友禅の「三大友禅」がよく知られていますが、昭和中期頃から友禅染めを手掛けるようになった「十日町友禅」の振袖もとても人気があります。
友禅染めの振袖は、現代のプリント技術でも到底及ばない深みのある表現が特徴です。
花びら一枚一枚の繊細な色づかいも美しい「友禅染め」の振袖を、ぜひ紀久屋に見に来てください。
辻が花(つじがはな)の振袖
「辻が花」とは、実在する花の名前ではなく、「絞り染め」と「手描き(墨絵)」、刺繍、摺り箔(すりはく)などを組み合わせた染色技法のことです。
辻が花染めの歴史は古く、「友禅染め」が開発される以前、室町時代末期から江戸初期にかけて隆盛をほこりました。
「友禅染め」の大流行により、当時の辻が花染めの技術は途絶えてしまいましたので、「幻の染物」とも呼ばれています。
昭和に入り、複数の「染色家」の手により再現・復興されたのが、現在の「辻が花染め」です。
「辻が花」の振袖は、絞り染めによる立体感と、手描き模様による独特な風合いでとても人気があります。
辻が花特有の愛らしい花模様や、藤や桜の花びらが流れるような優美なデザインは、幻想的でどことなくモダンなイメージもあります。
いかがでしたか?
成人式の装いに、上品で清楚な振袖姿を目指すお嬢様・ご家族様には、伝統技法の本格振袖をおすすめいたします。
職人さんが丹精こめて染め上げた振袖や、刺繍・金銀箔など職人技の加工がふんだんに施された振袖は、身にまとうだけで品格ある着こなしを演出してくれます。
紀久屋では、総絞りの振袖や、手描き友禅の振袖、辻が花染めの振袖など、「本格派」の振袖を取り扱っております。今回ご紹介した以外にも、伝統技法で丁寧に仕上げられた振袖がたくさんありますので、ぜひ一度、紀久屋に見にいらしてください。