最近流行の帯ってどんなの?
最新の洋服の流行は知っていても、着物や振袖のようにあまり馴染みのない和装についてはよく知らない方も多いのではないでしょうか。
振袖に流行があるように帯にも流行があり、振袖に負けず劣らない華やかさが求められることがあります。
それは派手で豪華な柄の振袖に帯を合わせるときです。
従来の振袖の帯は、デザインがカラフルなものが一般的だったのではないでしょうか。
最近は無地で柄の少ない振袖や、くすんだ色合いのモダン柄の振袖などが流行り始めています。
そんなモダン柄の振袖に色柄のくっきりした帯を合わせてしまうと、少し浮いたような印象になる場合もあるかも知れませんね。
全体的に統一感のあるオシャレな振袖コーディネートを完成させるためにも、帯の選び方にもこだわってみましょう。
最新柄の振袖に合わせられるように、帯も無地調でシンプルなものや、くすんだ色調で落ち着いた感じのデザインのものが増えつつあります。
当店でも、オシャレなシンプル系デザインの帯を多数ご用意しております。
帯は振袖コーディネートの中でも重要なポイントです。
古い振袖も、新しく鮮やかな色の帯を合わせるだけで驚くほど新鮮な印象になります。
振袖と帯の組み合わせによって、何通りものコーディネートを作ることができ、楽しくなるはずです。
例えば、淡い色の振袖に濃い色の帯を合わせてみたり、その逆の組み合わせを試してみるのも良いかも知れませんね。
振袖の古いイメージを拭い去りたいときは、帯は発色の強いもの、光沢のあるものを選ぶのがおすすめです。
思い切って派手な柄の帯を選んでみるのも、チャレンジですね。
帯の色や柄の種類によってもさまざまなイメージを表現できますが、帯の結び方でも印象をガラリと変えることができます。
後ろ姿の個性を表現したいのであれば、帯の結び方にもこだわってみましょう。
二十歳の集いでは人目を引くような華やかで明るい結び方が好まれます。
ここでは、よく選ばれている3つの結び方をご紹介します。
1.文庫結び
可憐で可愛らしい結び方「文庫結び」は、背中に大きなリボンを付けたような姿です。
古くからある伝統的な結び方で、主に江戸時代の武家の女性が用いていたといわれていて、現在は二十歳の集いの振袖だけでなく浴衣などにも使われています。
安定し崩れにくい結び方であるため、着慣れない振袖の時でも安心して着こなせます。
リボンの可愛さと伝統的な雰囲気が特徴の文庫結びは、どんなデザインの着物にも合わせやすいです。
2.立て矢結び
蝶結びを斜めにしたような「立て矢結び」は、羽根の部分が大きく縦に広がるような姿です。
身長の高い人が用いることでバランス良く見えます。
鋭角的な結び方なので、凛々しくスタイリッシュな着こなしが実現します。
シンプルな振袖に合わせるとコーディネートのアクセントになり、ゴージャスな雰囲気が好みの方にも人気です。
大人っぽくクールでシックなスタイルや、個性的なビンテージスタイルなどに向いています。
3.二重太鼓結び
太鼓結びを二重に結んだ「二重太鼓結び」は、ボリューム感と華やかさを合わせ持つ姿です。
晴れの日に着る振袖との調和もとりやすくなるでしょう。
太鼓結びをベースにしているので、シンプルで落ち着いた雰囲気が好みの方にも向いています。
着姿を美しく見せる上品な結び方でもあるため、全体的にスッキリとしたシルエットになります。
振袖のコーディネートは振袖や帯だけでなく、髪形やメイク、草履やバッグなどの小物類までトータルで完成します。
振袖は未婚女性の第一礼装であり、非常に格式の高い着物になります。
そして振袖やそれに合わせる帯には、おめでたい柄や縁起が良い柄が数多く描かれています。
流行の色にこだわるのも一つの選び方でしょうが、描かれている柄について考えてみてはいかがでしょうか。
二十歳の集いの機会で、初めて振袖のコーディネートを考えるという方も多いでしょう。
どの振袖にするかが決まったとしても、帯の選び方によってもコーディネートの雰囲気が大きく変わるため、さらに迷ってしまいますよね。
振袖の帯を選ぶ時は「どんな雰囲気の振袖姿にしたいのか」がポイントになります。
振袖のコーディネートの中でも、体の中心に位置する帯には存在感があります。振袖との組み合わせはもちろん、帯の柄の見え方や結び方などによっても雰囲気が大きく変わるので、帯選びでは振袖選び以上に迷ってしまうかも知れません。
たくさんの振袖コーディネートの写真を比較しながら、イメージを掴んでいくのも良いのではないでしょうか。
2024前撮り撮影会スタート!
皆様の振袖選び、帯選び、そしてコーディネートのお手伝いをさせて頂けたらと願っています。
ご予約、ご来店お待ち致しております。