振袖のしまい方
お嬢様の成人式の振袖を考える際、購入・レンタルどちらにするか……というのが、皆さま一番悩まれるところだと思います。
紀久屋ではご購入とレンタルとの割合は同じくらいですが、世間ではレンタルされる方がだんだん増えているようですね。
その理由の一つとして、「収納・保管の手間」が挙げられています。
最近はマンション暮らしのご家庭も多いですし、そういった方は「家に桐たんすがない」「着物を置いておくようなスペースがない」と皆さま仰っています。
だからと言って、いい加減な保管を行ってしまうと大切な振袖が傷んでしまう可能性もあります。
お嬢様が着た振袖、また次の世代まで着てもらえるように、大切に残しておきたいですよね。
そこで、振袖の保管が難しいと思われている皆さまに朗報です。
最近は振袖の保管にとっても便利なグッズが登場しているのです。
それが、「安心きもの収納パック キモノの休息。」です!
こちらは、着物専用の保管パックで、抗菌・防虫・調湿ができる優れものです。
たとう紙が3枚程度入る大きさになっているので、振袖・帯・長襦袢の一式をまとめて収納することができるんです。
さらに、備長炭配合の除湿シートもついています。
このシートは湿気を吸収したら天日干しして繰り返し使えるので、とっても経済的です!
また、完全とは言えませんが多少の防水機能もあるようです。
2018年の夏に岡山県の各地で起こった水害。
被災者の中には、紀久屋で振袖をご購入された方もいらっしゃいました。
ですが、このきもの収納パックに入れてきちんとジッパーを閉めていた振袖は、なんと! 無傷で助かっているのです!
そんなこともあり、紀久屋ではきもの収納パックをおすすめしております。
パックに入れた後は、例えばクローゼットの上にだって気軽に置いておけますよ。
普段はあまり着ない着物(振袖・喪服など)は、こちらにしまっておくと安心ですね。
いかがでしょうか? 振袖の収納・保管、昔よりはずっと便利に簡単になっていませんか?
それでも自宅で保管するのが不安だ、という方のために「校倉」という着物保管サービスもございますので、気になる方はそちらもご参照ください。
お嬢様が気に入って選んだ一枚を、レンタルで一度着たきりで終わってしまうのは、少しもったいないですよね。
振袖を持っていれば、着る機会は意外に多いものです。
卒業式の袴・結納・お見合い・兄弟姉妹やご友人の結婚式。そして、お嬢様のお子様が再び成人式で着用されたり……。
ですが、振袖を持っていなければそれも叶いません。ドレスや洋服・貸衣装になってしまい、新たな出費が発生することもあります。
今まで購入するのをためらっていた方も、この機会に考えてみませんか?
ぜひ一度ご来店くださいませ。