一生に一度の晴れの日、成人式。振袖姿をより美しく魅せるために、振袖が決まったら早めに美容面に意識を向けましょう。肌のお手入れや髪の毛のメンテナンスなど、前もって準備をしておくことで、余裕を持って成人式を迎えることができます。
– SKIN CARE –
スキンケアは、特別なことをするのではなく、日々の積み重ねが大切です。成人式に向けてのスキンケアでありますが、大人の女性として、「美しい肌」を保つためにケアを始めるという気持ちでスタートしましょう。
振袖を着るときに、意外と見落としがちなのが、うなじのお手入れです。普段はあまり気にすることがなく、処理していない方が多いと思いますが、美しいうなじは女性らしさの象徴です。 特に着物は、白くて綺麗なうなじが良く映えるので、しっかりとお手入れをしておきましょう。 着物にお似合いなのは、襟足を残すことで首を細く長く見せる『M字型』と言われています。振袖を着る1週間前くらいまでに、シェービングしておくことをおすすめします。 うなじは鏡を使っても見えにくいので、セルフケアはとても難しいです。美容院やシェービングサロンで、振袖の準備と伝えて整えてもらいましょう。
大切な日にメイクが映えるよう、毎日しっかりと肌の保湿をしましょう。化粧水や乳液は高級なものでなく、普段使っているもので大丈夫です。大事なことは、保湿方法です。 一番のポイントは、肌への摩擦をしないように保湿することです。化粧水は、500円玉くらいの量を手のひらに出し、顔に押し当てるように付けます。一度なじませたら、もう一度同じ量を押し当てて付けます。手に化粧水が残ってくるまで何度か付けることで、肌が潤い、しっかりと保湿できます。 特に洗顔後、入浴後はすぐに保湿しましょう。顔を拭く時も、ゴシゴシせずに、タオルで押し当てるようにしましょう。
日焼けは、肌へダメージを与える女性の大敵です。マスク生活が日常になった今では、マスク焼けも気を付けるポイントです。 紫外線による肌への影響は、日焼けだけでなく、シミや乾燥、肌のたるみといった、さまざまな肌トラブルの原因となります。 夏だけではなく、1年通して日焼け対策をしましょう。 日焼けをしっかりと防ぐには、日焼け止めだけでなく、日傘や、帽子、サングラスなどを併せて活用すると効果的です。
– MAKE UP –
振袖を着る時のメイクは、普段洋服を着る時と同じものでは良くありません。
華やかな振袖に、普段のナチュラルメイクでは印象が暗くなってしまいます。
振袖メイクは、普段より少し濃いめを意識することがポイントです。
自分でメイクするのか、美容院でメイクしてもらうのかも事前に決めておきましょう。
セルフメイクの場合は、化粧崩れをしないように、しっかりとベースメイクをしましょう。まずは、化粧水でお肌を整えてから、化粧下地を塗っていきます。 次にコンシーラーで、毛穴やニキビ、赤みなど、気になるところをカバーしましょう。 振袖メイクは、立体感を出さないように仕上げることがポイントです。キメの整ったマット肌を目標にしましょう。 また、振袖には、日焼けした肌よりも白い肌が似合うので、ワントーン明るめのベースメイクをしましょう。
振袖メイクはリップカラーがとても大事です。おすすめは、はっきりとした濃いめカラーです。真っ赤なリップでも、ピンクっぽい赤でも、オレンジ系でも良いですが、濃いめカラーで印象的な口元にしましょう。振袖のメインカラーに合わせたリップを選ぶのもおすすめです。 避けておきたい色は、ベージュや淡いピンクなどのナチュラルカラーです。普段のメイクでは可愛いのですが、振袖を着る時にナチュラルカラーをつけると、メイクがぼやけた印象になってしまいます。 キリッと濃いめカラーで、大人っぽさを出しましょう。
アイメイクもリップと同じように、濃いめを意識しましょう。特にアイシャドウは色がポイントです。 振袖のメインカラーと合わせると、統一感が出てより魅力的になります。 盛りすぎ、派手すぎメイクは和装に似合わないので、ほどよい程度を心がけましょう。 前撮り撮影の後や成人式後に、食事会の予定がある場合は、メイク直しができるようメイク道具を持参しておくと良いです。 荷物にならないよう、ファンデーションやリップなど必要なものだけにしておきましょう。
– HAIR SET –
振袖が決まったら、次に重要なのが髪型です。オシャレで綺麗な振袖を着ていても、髪型によって与える印象は大きく変わってきます。振袖の雰囲気に合う髪型やカラーを決めておきましょう。
成人式の半年前には、髪型を決めておきましょう。振袖のヘアメイクでは、華麗な印象を与えるアップヘアを希望する方が多いです。 アップヘアといっても、サイドアップ、シニヨン、巻き髪ポニーテール、編み込み、つけ毛などいろいろあります。 前撮り、成人式どちらの日もヘアスタイルを決め、写真などで担当のスタッフにイメージを伝えるようにしましょう。
黒髪は重たく、地味になりそう……というイメージがあるかもしれません。でも実は黒髪は、伝統衣装である振袖に一番似合う髪色でもあります。
黒髪はモダン柄にもよく合いますし、落ち着いた清楚な雰囲気を魅せるには、黒髪も良いでしょう。といっても、せっかくの振袖にはヘアカラーで楽しみたい!という方が多いと思います。 どんな振袖にも合わせやすいのは、ブラウン系や、ベージュ系です。成人式のヘアカラーにはもちろん、普段のヘアカラーでも人気のカラーです。 直前のカラーリングは、染め直しができないので、最低でも1週間前までには済ませておきましょう。
髪飾りは、振袖の色や帯の色に合わせることで、統一感を出すことができます。 つまみ細工や、かんざし、ちりめん飾りなど種類はたくさんあります。 着物屋さんで振袖と合わせて選ぶこともできますが、今ではネットでもお手頃な価格で、いろいろな種類の髪飾りがあります。 お好みの髪飾りをじっくりと探してみてください。
『前撮りはシックで落ち着いた髪型にしたい!』『成人式当日は思いっきり華やかにしたい!』など、髪型で雰囲気がガラッと変わるので、どちらの日も楽しんで下さい。
– NAIL –
指先までオシャレにすることで振袖姿はより華やかになります。
最近では定番になっている、くすみカラーネイルや、振袖の柄に合わせたネイルをする方も増えています。
簡単に取り外しができるネイルチップ、またはネイルサロンに行くのか考えておきましょう。
レトロ感や個性を感じる和柄、花柄、べっ甲や、シンプルに大理石風、マーブル、パールネイルなど、ネイルデザインにもいろいろあります。
ワンカラー、グラデーション、フレンチなどのシンプルなデザインは上品ですし、振袖を際立てるにはおすすめです。
自爪へのジェルネイルやスカルプなど、本格的なネイルが良い方は、ネイルサロンを予約しましょう。 せっかくの可愛いネイルなので、成人式だけはもったいない、成人式前と成人式後もネイルを楽しみたいですよね。ネイリストさんにデザインを伝えて、お好みのネイルに仕上げてもらいましょう。 サロンでネイルチップをオーダーできるお店もあります。自分の爪に合わせたネイルチップを作ってくれるので、市販のネイルチップより違和感なくフイットすると思います。 前撮りは派手に、成人式はシンプルに、ネイルを変えることで違いを楽しむのもオススメです。
ネイルチップはサロンに比べて、値段がお手頃ですし、たくさん種類があるので、振袖に合うネイルチップを選ぶことができます。 自宅で取り外しができるため、サロンに行かずに済みますが、思いもよらずに取れてしまう可能性があることを知っておきましょう。
紀久屋では、お客様のご要望を伺いながらお一人おひとりに合った振袖を選び、提携美容室もご案内いたします。
大人への一歩を踏み出す「二十歳の記念日」が素晴らしい一日となるように、スタッフ一同、全力でサポート致します。どうぞ、お気軽に岡山県岡山市・倉敷市・津山市・高知県四万十市の紀久屋へご相談ください。