着崩れなく快適な成人式を ~慣れない振袖もこれで安心~
2019年成人の皆様、いよいよ成人式本番まで1週間を切りましたね。
体調などは万全に、久しぶりにお会いするご友人との時間を想像し胸を膨らませたりと楽しみが尽きない一方、たった一度の成人式に向けて様々な不安や心配事を抱えているお嬢様も多くいらっしゃるかと思います。
中でも、慣れない振袖で行動し長時間を過ごされることに対する不安は、皆様少なからずお持ちではないでしょうか。
歩きづらい… お手洗いは??… 締め付けられて苦しい…
前撮りの際にも「こんなのをずっと着たまま当日大丈夫かな~」というお声をたくさんのお嬢様からいただきました。
そこで今回、慣れない振袖でも成人式当日を有意義に、しっかり楽しんでお過ごしいただくための対処法などをご紹介させていただきます。
まず、成人式当日、式場には『晴着お助け隊』がスタンバイしております。
どうしても式場で着崩れてしまったり、痛い・苦しいなどの不具合が生じた場合、この『晴着お助け隊』にぜひご相談ください。
続いて、着崩れを未然に防ぐコツと快適に過ごすためのポイントをお伝えします。
着崩れの原因の多くには以下のものがあげられます。
1. トイレの使用
まずお袖の問題…そのまま座ってしまっては振袖の裾を汚してしまいます。そこで、両袖を帯の前で軽く一結びすると地面に付かず、両手も空きます。
次に最も上にある①振袖左・右、②長襦袢左・右、③下着左・右という順で裾を分け、両手に分けて持った裾を一気に裏返しにする気持ちでめくりあげて腰を浅めに下ろします。
最後は先程とは逆の順で下ろしていき、裾が下まで全て伸びていることを確認してください。
2.車などの乗り降り
両袖を前で重ねて持ち、浅めにお尻から乗り込んだら、その位置で体を回転させながら脚を入れ込みます。両袖は膝の上に置き、飾り帯を潰してしまわないよう背もたれは使わず、頑張って出来るだけ背筋を伸ばしておきましょう。
降りる際は逆の動きで体を回転させて脚から降ります。
せっかくのヘアセットが崩れてしまわないよう頭上にもご注意くださいね。
3.大きな動作・所作
久しぶりに会ったご友人に向かって精一杯手を振りたいところですよね。ですがこれも着崩れの大きな原因となります。「動作・所作・歩幅は小さく」を心がけてくださいね。
階段などの昇降は一段ずつ、慌てずゆっくり行って下さい。
また、着付けの前に、今は必要ないと思っていても必ずトイレをお済ませください。
そして着付けが終わり、出発前にも念のためトイレへ。
万が一ここで着崩れてしまっても、着付師がいるので安心です。
完璧な状態で、安心して出発しましょう。
そして着付中の段階で万が一、痛い・苦しいと感じたら、我慢してもそれは後々に直る事はありません。せっかくの成人式当日を憂欝な気持ちや体調不良でお過ごしになることがないよう、遠慮なく感じたその都度なんでもおっしゃってみて下さい。着付けを一生懸命している姿に言いづらいと感じたら、そんな時こそ、すぐ近くに紀久屋スタッフがおります。紀久屋にて着付けをされる皆様、どうか何かしらの合図でも良いのでお知らせくださいね。
紀久屋振袖ご成約特典『着物所作DVD』をお持ちの皆様、もうご覧いただけましたか??
そういえば…と思い出された方々は今からでもぜひ一度ご覧になっておいて下さいね。
最後に、2019年成人式が素晴らしい記念式典となり、ご友人との再会を、ご家族・ご親族との時間を、そして振袖を心より楽しんでいただけることを願っております。