濃さや鮮やかさが違うとどう変わる?振袖の色とコーディネート@紀久屋倉敷店
こんにちは。紀久屋倉敷店です。
じわじわと日差しが強まり夏の近づきを感じるこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて以前のブログで「可愛い系振袖コーディネートのポイント」についてご紹介しましたが、振袖コーディネートを一式決めるには各部分でこだわって、より理想のコーディネートを探したいですよね。
ではお嬢様の理想のコーディネートをするにあたり、振袖コーディネートのどの部分を、どんな風に変えると印象が変えられるのか、が実際にイメージの付きにくい所ではないでしょうか?
ということで今回は「振袖コーディネートの違い」の中でも「使う色の濃さや鮮やかさを変えた場合の印象の違い」についてご紹介したいと思います!
同じ「色」でもこんなに違う!?振袖の色の濃さと鮮やかさ
さて、まずお振袖のコーディネートをするにあたって最初に選ぶ箇所である「振袖」。
着てみたい色・イメージの強い色として、
「赤」「白」「青」「緑」など、お嬢様それぞれにご希望の色があるかと思いますが、
例えば一口に「赤」と言っても、「鮮やかではっきりした赤」や「深みのある少しくすみがかった赤」など、
同じ色でも濃さと鮮やかさによって様々な種類がありますよね。
例えば、こちらのお写真の場合。
どの振袖も色としては「茶色」ですが、三枚とも特徴がそれぞれ違いますよね。
「少し赤みがかった茶色」の写真奥のお振袖なら少し可愛らしく、
「はっきりとした濃いこげ茶色」の写真中央のお振袖ならすっきりと、
「少し淡い茶色」の写真手前のお振袖なら少しシックな感じに、
それぞれコーディネートが出来そうですね!
このように同じ色で表現されるお振袖でも、鮮やかさや濃さによって印象を様々に変えることができます。
その他の振袖のコーディネートについてはこちらも参考にしてみてください↓↓↓
印象を決めるのは振袖だけじゃない!帯・小物と色の濃さ・鮮やかさ
さて、ここまで「振袖」の色の濃さや鮮やかさによる印象の違いをご紹介致しましたが、
「振袖コーディネート」は「振袖」だけでなく、「帯」や帯締、帯揚、重ね衿などの「小物」のコーディネートも合わせて一式のコーディネートになりますので、他の2か所での色の組み合わせも重要になります。
そこで今回は先ほどの写真のお振袖の中から、写真奥の「赤みがかった茶色」のお振袖を使って、いくつかコーディネートをしてみました。
まずは濃い赤紫色の帯×濃い色小物の組み合わせ。
こちらは少し大人っぽい赤紫の帯と落ち着いた上品さのある山吹色や深緑色の小物を組み合わせることで、
可愛くし過ぎない上品な印象にしてみました。
こちらは一つ前の写真と同じ赤紫の帯×薄色の小物の組み合わせ。
今度は白や薄紫の小物を使うことで全体的に濃いめの色のコーディネートにアクセントを付けて、
優しい印象をプラスしてみました。
今度は帯をクリーム色っぽい白系に変えて、
白系の帯×鮮やか小物の組み合わせ。
柔らかく優しい印象の帯に明るい黄色や黄緑色を取り入れることで、
可愛らしさをよりアップしてみました。
最後に先程と同じ白系の帯×濃い色小物の組み合わせ。
こちらは振袖と帯の可愛らしさだけでなく、深緑や赤紫の小物を入れることでぐっと引き締めて、
少し落ち着いた印象にしてみました。
いかがでしたでしょうか?
同じ振袖でも帯と小物の色の濃さや鮮やかさを変えることで、それぞれ個性の違うコーディネートになったかと思います。
実際に理想のお振袖を探す際、着姿のイメージが決まっている方はイメージに合わせて色の濃さを変えてみることも一つの手として考えてみてはいかがでしょうか?
他にも、帯の合わせ方についてはこちらも参考にしてみてくださいませ↓↓↓
いかがでしたでしょうか?
皆様の振袖選びのイメージをつくるお力となれれば幸いです!
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