目を引くアクセント小物、重ね衿@紀久屋倉敷店
こんにちは。紀久屋倉敷店です。
日中がだいぶ暖かくなってきたこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
さて以前のブログにて『ママ袖』などでは特に重要になるアレンジの幅を広げる小物の種類として、『草履バッグ』、『ショール』についてご紹介しましたが、実は他の小物も種類がいっぱい！
ということで今回は『重ね衿』の変わり種についてご紹介したいと思います。
重ね衿、というのは振袖と長襦袢の衿の間に入れる衿で、さし色のような役割を担うものです。
↑の図での③が重ね衿です↑
元々は昔の着物を何枚も重ねて着る風習から来ているのですが、
実際に着物を重ねて着るのは暑いし重い！
ということで衿だけを付けて、重ね着をしているように見せる、というものへ
変化してきたのだそうですよ。
さて、そんな由緒あるルーツを持つ重ね衿は全体が見えるようなものではなく、
少し覗くようなものなのですが…。
「ちょっと見えるだけなのに、種類を変えただけでそんなに印象が変わるの？」
と思われた方、
侮るなかれ！
お振袖をコーディネートする上で小物はあくまで脇役ではありますが、
全体の印象には色味や華やかさのアクセントとして大きく影響してきます！
同じ振袖でも、例えばレースの付いた重ね衿。
こちらを合わせてみると、
上品で可愛らしい印象になります。
洋風な飾りであるレースが付くことによって、モダンな色柄の振袖にもよく映えます！
次に刺繍の入った重ね衿。
こちらを合わせてみると、
柔らかく優しい印象になります。
温かみを感じる刺繍をプラスすることで、着姿を落ち着いた雰囲気に纏めてくれます！
最後にパールの飾りの付いた重ね衿。
こちらを合わせてみると、
存在感のある豪華な印象になります。
アクセサリーの役割も兼ねたようなパールの飾りが付くことで、少し大人っぽく見えます！
このように重ね衿は少し見せるだけでも色味はもちろん、飾りの種類によってしっかりと印象を
整えてくれるアクセントとして、重要なポイントになります。
ちなみに間もなく卒業式シーズンに突入しますが、袴に振袖を合わせてのコーディネートを
お考えの方は、お振袖と一緒にここでも重ね衿が活躍いたしますので、そちらもイメージして
選んで頂けるとより楽しめるかと思います！
いかがでしたでしょうか？
ぜひ隅々までこだわり抜いて、お嬢様だけの特別なコーディネートを楽しんで頂ければ幸いです。
紀久屋は地域密着型の呉服店です！
倉敷・総社・早島・高梁・笠岡・新見・井原など……。
岡山県内の幅広い地域のお客様にご来店いただいております。
前撮りから成人式当日のサポート、卒業式の袴、着用後のクリーニングまで。
心を込めて精一杯ご対応させていただきます。
岡山県にお住いの方々、着物・振袖のことはすべて当店にお任せください！
一生に一度の大切な日を、紀久屋倉敷店がプロデュース致します。
