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振袖の柄ってどんな柄?-ver.古典柄-@紀久屋倉敷店

紀久屋は地域密着型の呉服店です!

倉敷・総社・早島・高梁・笠岡・新見・井原など……。

岡山県内の幅広い地区のお客様にご来店いただいております。

前撮りから成人式当日のサポート、卒業式の袴、着用後のクリーニングまで。

心を込めて精一杯ご対応させていただきます。

岡山県にお住まいの方々、着物・振袖のことはすべて当店にお任せください!

一生に一度の大切な日を、紀久屋倉敷店がプロデュース致します。

 

 

こんにちは。紀久屋倉敷店です。

 

先月のブログで「現代柄」のお振袖についてご紹介いたしました。

 

簡単にまとめると、現代柄の振袖は

・バラ・牡丹・蝶などの柄が使われることが多い

・豪華で華やかな柄付けになっている。

・一つ一つの柄が大きく、背の高いお嬢様によく似合う。

・個性的な柄が多く、他人と被りにくいというメリットがある。

のような特徴を持っていました。

 

『「現代」柄があるなら、別の柄もあるの?』

とお思いの方、大正解です!

昔から連綿と伝わっている伝統的な柄は「古典柄」と呼ばれています。

 

今回は、この古典柄の振袖についてご紹介いたします!

 

 

古典柄の振袖と言えば、何と言っても格調が高いこと!

見ただけでも高級感・上品さが伝わる柄付けや色合いが、一番の特徴です。

使われている柄は、御所車・熨斗・貝桶などの昔からある伝統的な吉祥文様ばかり。

お嬢様の成人式をお祝いするのに相応しい、おめでたい柄のお振袖となっています。

また、小さな柄が連なった柄付けのものが多いため、小柄なお嬢様でもメインの柄が不自然に途切れることなく着ることができます。

 

そんな格調高い古典柄のお振袖、少しだけご紹介いたしますね。


 


ブルーの色の映える辻が花柄の振袖です。

「辻が花」とは、室町時代から江戸時代初期に存在した、絞りを用いた花柄と言われています。

特徴的な柄なので、見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

 



絞りが全体に施された、華やかな振袖です。

左肩から背中にかけて入っている、「松」の柄が目を引きますね。

松は極寒の冬でも緑を絶やさない常緑樹です。

その普遍性・強さが昔から尊ばれ、寿命も長いので長寿の象徴として重宝されてきた柄です。

 



成人式らしい、鮮やかな赤の振袖です。

こちらには、「貝桶」という柄が使われています。

貝桶とは、平安時代から伝わる貝合わせという遊びに使う、貝を入れておく入れ物です。

貝合わせとは今でいう神経衰弱のような遊びで、ぴったり合う貝は一組しかないことから、夫婦の中の良さ・転じて良縁に恵まれるという意味が込められています。

 



こちらは「宝尽くし」の柄が散りばめられた、可愛らしいピンク色の振袖です。

宝尽くしは、打ち出の小槌・宝珠・巻物・七宝・金嚢・丁子……などなど、宝とされる物たちを散りばめた、非常におめでたい柄です。

 

 

古典柄の振袖はいかがでしたか?

少しだけですが、柄(文様)の紹介も致しました。自分の着物にどんな文様が入っているか、探してみるのも楽しそうですね。

 

現代柄は流行やその時代を楽しめますが、古典柄は飽きがこず、母から娘へ・さらには娘から孫へと受け継いで着ることができる振袖です。

振袖の購入をお考えなら、ずっと着られる古典柄の振袖がおすすめですよ。

 

紀久屋なら、購入・レンタルともに古典柄の振袖を豊富に取り揃えております。

ぜひ一度ご来店いただいて、お気に入りの一枚を探してみませんか?

 

まずはご予約から! WEBからでも、お電話でも受け付けております。

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